ESOPONO FABVLAS.


467.     ESOPO NO FABVLAS.

01  vo>cameuo sanzanni cho<chacu suruni: arufito catana
02  uo nuite qiro<to xitaga, qirifazzuite vouo vchiqitta
03  reba: carai inochi bacari iqite yamaye itta. Mata so-
04  no jibun qedamonono vo<de aru xixi yamaixite dai
05  jini qiuamaruni yotte, izzuremo qedamonodomo
06  cubisuuo tcuide, sono yamani xico>suru. Sono naca
07  ni vo>cameno dete yu<ua: vare conofodo meiyni tcuta
08  yemo<xita cotoga aru: cono von vazzuraino bio<xo<ni
09  ua to<motmo, vayacumo mochiyuruni taranu. Tada
10  qitcuneno iqigauauo faide, mada sono atatamari no 
11  samenu vchini finicuuo tcutcumi, atatame saxerare-
12  ba, gofeiyu< aro<zuruto. Xicaruuo sono fenni qitcune
13  no anaga atte fisocani qijte, buriacuuo xo>tote jentai
14  uo dorono vchini naguete, miguruxu< qegarete,
15  xixivo< no mayeni caxicomatta. Xixi qitcuneuo ma-
16  neqi, chico< coi, iuo<zuru cotoga aru: connichiyori
17  vareuo vaga tcumato sadameo>to yu<tareba, qitcune
18  cotayete yu<ua: vo>xeua ameyama catajiqenaito iyedo
19  mo, gora~jeraruru gotoqu, amarini doroni qegarete go
20  zauomo fujo<ni naxitatematcuraba, iyoiyo vovazzu
21  raino mototomo naro<zu: xicaraba macari cayette mi
22  uomo qiyomete mairo<zuruto iyvouattecara, vare
23  conogoro corerano vovazzuraini mio<yacuga aru
24  cotouo naro<te gozaru: tadaxi arumajijcoto nareba,
ro<-    

467.     エソポ の ハブラス。

01  オウカメを 散々に 打擲 するに、ある人 刀
02  を 抜いて 斬らうと したが、斬り外いて 尾を うち切った
03  れば、辛い 命 ばかり 生きて 山へ 入(い)った。また そ
04  の 時分  獣(けだもの)の 王で ある シシ 病(やまい)して 大
05  事に 窮まるに よって、いづれも 獣ども
06  踵(くびす)を 接いで、その 山に 伺候する。その 中
07  に オウカメの 出て 言うは、「我 このほど 名医に 伝
08  え申した ことが ある、この 御 患いの 病症(びゃうしゃう)に
09  は 唐物(たうもつ)も、和薬も 用ゆるに 足らぬ。ただ
10  キツネの 生皮(いきがわ)を 剥いで、まだ その 暖まり の
11  冷めぬ うちに 皮肉を 包み、暖め させられ
12  ば、御平癒(ごへいゆう) あらうずる」と。しかるを その 辺(へん)に キツネ
13  の 穴が あって 密かに 聞いて、武略を しょうとて 全体
14  を 泥の 内に 投げて、見苦しゅう 汚(けが)れて、
15  シシ王 の 前に かしこまった。シシ キツネを
16  招き、「近う 来い、言わうずる 事が ある、今日(こんにち)より
17  われを 我が 妻と 定みょう」と 言うたれば、キツネ
18  答えて 言うは、「仰せは 天山(あめやま) かたじけないと いえど
19  も、ご覧ぜらるゝ 如く、余りに 泥に 汚れて 御
20  座をも 不浄に なし奉らば、いよいよ お
21  患いの 元とも ならうず、しからば まかり 帰って 身
22  をも 清めて 参らうずる」と 言い終わってから、「我
23  この頃 これらの お患いに 妙薬が ある
24  ことを 習うて ござる、ただし あるまじいこと なれば、

註:
407.08 病症(びゃうしゃう) 和らげ03-R-09  Bio<xo<. Yamaino xiruxi. 「病症。病の しるし。」  東洋文庫では、「病床」とする。

467.09 唐物(たうもつ)  中国からの品 (ここでは中国の薬)

467.18 天山(あめやま)  天や山のように高いこと。転じて、「大いに、甚だしく」という意味。


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