ESOPONO FABVLAS.

 

ESOPONO FABVLAS.

459.
        Vmato, robano coto.                                          21

  Aru vomani ychidan qecco>na curauo voqi fanaya-
cani xite saite touoruni, robano miguruxiguenani
vomoniuo vo>xete yuqiyo<ta tocorode, cano nori

460.
vmaga coreuo mite, nangi najeni vareuo rajfai xenu
zo? tadaima vareuo fumitauoso<mo miga mamagiato
yuyuxigueni nonoxitte suguitaga, sono vma fodono<
rio<axiuo fumivottaniyotte, norivmaniua niyauanu
toyu<te, coyenadouo vo>suru tameni giguye tcuca            05
uaita. So<atte funtouo vo>xerarete denbacuni zzuru to
qi, cudanno robani yuqiayeba, robaga tachitodo-
matte yu<ua: cocouo touoruua itcuzoya tai(m)en xita
norivmadeua naica? satemo sono toqino nangiga qua
g(o)nua itcuzonofodoni fiqicayete cacu asamaxu<ua na-     10
r(i)s(a)gattazo? vareua motocara iyaxij mi naredomo, (m)a
da funtouo faco<da cotoua naito fagiximete suguita.

        X(i)tagocoro.

  Fitoua yxeino sacanna tote, tauoba naiyaximeso:
sacayuru monono tachimachi votoroyuruua mezzu             15
rax(i)caranu xejo<no narai gia.


エソポのハブラス1.18 (459.21--460.16)

ウマと、ロバのこと。

 あるウマに一段結構な鞍を置き華やかにしてさいて通るに、ロバの見苦し気なに重荷を負うせて行き逢(や)うたところで、かの乗り/ウマがこれを見て、「汝 なぜに我を礼拝せぬぞ? 只今われを踏み倒そうも身が儘ぢゃ」と由々し気に罵って過ぎたが、そのウマほどのう両脚を踏み折ったによって、「乗りウマには似合わぬ」と言うて、肥などを負うするために地下(ぢげ)へ遣わいた。そうあって糞土(ふんと)を負うせられて田畠(でんばく)に出(づ)る時、くだんのロバに行き逢えば、ロバが立ち留まって言うは、「ここを通るはいつぞや対面した乗りウマではないか? さてもその時の汝が過言はいつぞのほどに引き換えてかく浅ましゅうは成り下がったぞ? 我は元から卑しい身なれども、まだ糞土を運うだことはない」と恥しめて過ぎた。

    下心。

 人は威勢の盛んなとて、他をばな卑しめそ、栄ゆる者のたちまち衰ゆるは珍しからぬ世上のならいぢゃ。


・類話などについて

タウンゼント 222.ウマとロバ

 自分の素敵な馬具を鼻にかけていたウマが、馬車道でロバに出合った。ロバは重荷を積んでいたので、よけるのがのろかった。
 するとウマがこう言った。
「本当なら貴様を蹴っ飛ばしてやるところだがな」
 ロバは黙したまま、神の公正な裁決が下されることを只々祈った。
 それからすぐに、ウマは肺を患い、農場へと送られた。そして、肥桶車を曳かされることになった。
 ロバはその姿を見てこんな風に嘲った。
「ああ、これはこれは、いつぞやの高慢チキ様ではありませんか。あのときの派手な衣装はどうなさいました? それにしても、侮蔑でもって遇されている程に身を落とすとは・・・・」

Perry565  Caxton3.3  伊曽保2.32 Charles63 TMI.L452.1 (Ph)

タウンゼント 67.軍馬と粉屋

 年老いて身体の弱った軍馬が、戦場へ送られる代わりに、粉挽き場へと送られた。彼は、運命の暗転を嘆きつつ、かつての勇姿を思い浮かべて、こんな風に言った。
「聞いておくれよ粉屋さん。こう見えても、昔は、戦場でたくさんの手柄を立てたものさ。……奇麗なかがりで飾られて、いつも馬丁がつきっきりで世話を焼いてくれたものなのだが……今ではこの有様……」
「ねえ、昔のことをくどくど言い募るのはおよしよ」
 粉屋はそう言うと更に続けた。
「人生には、浮き沈みがつきものさ」

Perry318,549 Chambry138 Ph6.21 Ba29 Laf6.7 TMI.J14 (Ph)(Ba)

Ernest Griset p242 若馬と農夫

選りすぐりの血統を掛け合わせた、
意気盛んな若馬は、
若い力と美しさを誇り、
手綱の言うことを聞かなかった。
馬丁が一生懸命調教しようとすればするほど、
馬のプライドを逆なでし、彼の心を硬化させた。
主人は、宥め賺したり、脅しつけたりしたが無駄であった。
不羈独立の誇りでもって、人を軽蔑し、
雄大な野生の草原へと走っていった。
  豊かな自然の大地は何処へ行っても、
花が咲き乱れ、牧草は絨毯のようであった。
泡立つ冷たい小川がサラサラと流れ、
草花を養う。
節制などは軽蔑し、若葉を食い、
増長して、気ままに暮らした。
こうして、輝かしい夏は過ぎた。
時は移り、ついに冬がやって来た。
木々は、葉を落とし、
草原の緑は萎んだ。
大地はどこまでも雪で覆われ、
氷の鎖で大地は縛られた。
身にしみる北風が吹きすさび、アラレが降りしきる。
彼の痩せた身体には、これらの苦難から身を守る術がなかった。
彼は、哀れに周りを見回すと、
茅葺きの小屋を見つけた。
希望が開け心が躍った。
優しい救いの手を期待したのだ。
かつて、彼が軽蔑して嫌悪した馬小屋が、
今では、彼の逃げ延びる場所となった。
彼は寒さに凍え、プライドをかなぐり捨て、
農夫の安逸な庭を求めたのだ。
  主人は、自分の体重も支えきれずにふらつく、
哀れな馬の姿を見ると、
藁を敷いて、身を整えてやり、餌を与えた。
こうして、馬は、一晩中、安逸を貪った。
使用人は、夜が明けると起き出した。
市が立ち、彼は、重い荷をつけて、
歩かなければならなかった。
彼は、もがいて不満を言ったが無駄であった。
鞭がひっきりなしに飛び、彼の苦痛は増すばかりだった。
翌日、彼の苦役は、別なものであった。
鋤につながれ、彼は土を耕した。
日中の辛い仕事にも係わらず、
夜は、満足な食事が与えられなかった。
  粗末な家のために、苦役に縛られ、
馬は自分自身に腹が立った。
「ああ、なんて僕は惨めなんだ!」彼が嘆息した。
「自惚れと無知のなせる業であった!
僕は反抗的な若僧だった。それ故、
自然の厳しさを学ばなければならなかった。
嘗て父がそうであったように、
僕も駿馬として産まれた誉れがあったのだ。
ところが、僕は今、たゆまぬ苦役に身を投じている。
僕は速く走れることを鼻にかけていたが、それを忘れてしまった。
傲慢さ故に、僕は、来る年も来る年も、惨めな生活に耐えねばならぬ
運命を背負うこととなったのだ。

タウンゼント 304.ロバと軍馬

  ロバはウマが惜しみなく心をこめて扱われることが羨ましかった。一方自分は重労働なくして腹いっぱい食べることはまずありえなかったし、そうしてさえ十分ではないこともあった。しかし、戦争が勃発すると、重武装した兵士がウマに跨り、敵の真っただ中へウマを駆って突進して行った。そして、ウマは戦いの際に傷を負って死んでしまった。これら全てを見届けたロバは、考えを変えて、ウマを哀れんだ。

Pe357 Cha268  Hou78 TMI.J21201 (Ba)

Ernest Griset p169 馬と豚

  太陽の下、肥の山で怠けて横になっていた豚が、戦場へ向かう軍馬を目にした。馬は立派に正装して、まるで、敵と激突するのが待ち遠しいというように誇らしげに、その地を蔑んだ。豚は頭を半分起こすと、馬にブウブウ文句を言った。
「あんたは、なんて間抜けなんだ。勇んで死にに行くとはね!」
「お前の話は、下劣な動物には相応しい」馬が答えた。「お前たちは、太らされて刃物で殺されるだけの人生だからな。もし、私が戦場で死んだならば、それは勤めを果たして死ぬのだから、その名声は末代まで記憶に留まることになるのだ」

L'Estrange 189 野生の驢馬と飼い驢馬

身体が逞しく、毛並みの艶もよい飼い驢馬がよい草の生えた牧草地を散歩していた。すると、隣りの森から一匹の野生の驢馬がやってきて一瞥すると、
「やあ兄弟。俺は、君が羨ましいよ」と言って立ち去った。
  それからしばらくして、野生の驢馬は、飼い驢馬が重荷に喘ぎながら、棒で追い立てられているのを目撃した。すると彼は飼い驢馬を馬鹿にして耳元でささやいた。
「やあ兄弟。お前さんを羨んだりしたのは間違いだったよ。その素晴らしい身体を手にいれるのに、こんなに大変な代償を払っているとは……、飼い葉だって高価すぎるよ」

教訓:  羨みと軽蔑により、我々は二度惨めな思いをする。まず、隣人がたくさん持っているということを知り惨めな思いをし、次に、自分たちがいかに貧乏であるかを悟って惨めな思いをするのだ。

Perry183 Chambry264 TMI.L451.2

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