古活字版 伊曽保物語 変体仮名 01 事をあ流へしと思ふ事な可連多い二尓はもと 02 め可多き事を毛とめた支と思ふ事な可連たい 03 三尓はさ徒天可へらさる事をく屋む事な可れ 04 此三つをよくたもた者あやま利有へ可ら須と云越 05 幾ひて此鳥を者奈しぬそ能とき鳥高き木末尓 06 とひあ可利さても御辺八を路可なる人可那王可腹 07 尓奈らひなき玉をもて里古連を御辺と利給はゝ世 08 にならひなく佐可へ給ふへ幾物をとわらひけ連八 09 可能人ちたひ後悔して二たひ可能鳥をとら八やと 10 祢らふ本とに可能鳥又申遣流八い可尓御辺御身尓 11 満さ利たる津多奈支人八候ましそ能ゆへ八只今御 【イソホ 下 丗五】 12 辺尓をしへ遣る事を八何登可きゝ給ふやたい 13 一あ流ましき古とをあ流へしと思ふ事な可連と 14 八ま津わ可者ら尓たまあ利といふ八あ流へ幾事 15 やい奈やたい二尓はもとめ可多き事をもとめた支 16 と於もふ事な可連とは我を二たひと流古とな可流 17 へから春たい三尓はさつて可へらぬ事を具やむ 18 事な可連とは我を一たひ者奈津も能可奈八怒物故 19 祢らふ事さ徒て可へらぬをく屋む尓あら須やと 20 楚者ちしめに遣る其ことく人徒年耳こ能三徒尓 21 まとへるも能な利よ起をしへめ能まへ尓あ利登 22 い遍とも古連を見聞な可らた毛つ者ひと利毛奈し |
古活字版 伊曽保物語 現字体仮名 01 事をあるへしと思ふ事なかれたい二にはもと 02 めかたき事をもとめたきと思ふ事なかれたい 03 三にはさつてかへらさる事をくやむ事なかれ 04 此三つをよくたもたはあやまり有へからすと云を 05 きひて此鳥をはなしぬそのとき鳥高き木末に 06 とひあかりさても御辺はをろかなる人かなわか腹 07 にならひなき玉をもてりこれを御辺とり給はゝ世 08 にならひなくさかへ給ふへき物をとわらひけれは 09 かの人ちたひ後悔して二たひかの鳥をとらはやと 10 ねらふほとにかの鳥又申けるはいかに御辺御身に 11 まさりたるつたなき人は候ましそのゆへは只今御 【イソホ 下 丗五】 12 辺にをしへける事をは何とかきゝ給ふやたい 13 一あるましきことをあるへしと思ふ事なかれと 14 はまつわかはらにたまありといふはあるへき事 15 やいなやたい二にはもとめかたき事をもとめたき 16 とおもふ事なかれとは我を二たひとることなかる 17 へからすたい三にはさつてかへらぬ事をくやむ 18 事なかれとは我を一たひはなつものかなはぬ物故 19 ねらふ事さつてかへらぬをくやむにあらすやと 20 そはちしめにける其ことく人つねにこのみつに 21 まとへるものなりよきをしへめのまへにありと 22 いへともこれを見聞なからたもつ者ひとりもなし |
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