古活字版 伊曽保物語 変体仮名 01 をとはせ給ふ尓ち与くし申遣る八可能所尓いそ 02 本といふも能あ利才智世尓すく連思案人耳にこえ 03 たるも能尓て候此所を志多可へ候八んに於ゐては 04 ま津此者をめしを可流へし登申け連八毛つともと 05 ゑい可んあつてさ多めてさん尓ちよくしをく多 06 さ流見つ支物を八ゆ流し給ふ遍し伊曽保を御門 07 へ満いら世よとのち与くちやうな利地下の人々楚 08 世うしてい八くさら八いそ本を満いら世んと奈利 09 い曽保このよしをきゝてたとへをも川ていひ遣流 10 八昔狼ひと川の羊をふく世んと須羊このよしをさ 11 と津て阿ま多の犬を飛幾可多らふ古連に狼羊越於 【イソホ 上 十五】 12 可須事なし狼乃者可利事尓今よ利して[犬]を於 13 加春事あ流へ加ら春いぬをわ連にあ多へ与と云 14 羊さら八とていぬ越狼に徒可八須於々可め先此い 15 ぬを本路本して後終尓ひ徒しをくいて介利そ能 16 国の王を本路本さむとてはま津忠臣をま年くもの 17 な利といひてつ井尓ちよくし尓く世ら連て里い 18 ひやのく尓ゝいた利ぬ 19 十一 いそ本里いひや耳ゆく事 20 さる程尓伊曽保里いひや乃国に満可利の本利勅使 21 と共尓参内須見可登こ能よしゑいらんあ徒天あや 22 志の物乃たい者いや奈加々流み尓くき物乃下知に |
古活字版 伊曽保物語 現字体仮名 01 をとはせ給ふにちよくし申けるはかの所にいそ 02 ほといふものあり才智世にすくれ思案人ににこえ 03 たるものにて候此所をしたかへ候はんにおゐては 04 まつ此者をめしをかるへしと申けれはもつともと 05 ゑいかんあつてさためてさんにちよくしをくた 06 さるみつき物をはゆるし給ふへし伊曽保を御門 07 へまいらせよとのちよくちやうなり地下の人々そ 08 せうしていはくさらはいそほをまいらせんとなり 09 いそほこのよしをきゝてたとへをもつていひける 10 は昔狼ひとつの羊をふくせんとす羊このよしをさ 11 とつてあまたの犬をひきかたらふこれに狼羊をお 【イソホ 上 十五】 12 かす事なし狼のはかり事に今よりして[犬]をお 13 かす事あるへからすいぬをわれにあたへよと云 14 羊さらはとていぬを狼につかはすおゝかめ先此い 15 ぬをほろほして後終にひつしをくいてけりその 16 国の王をほろほさむとてはまつ忠臣をまねくもの 17 なりといひてつゐにちよくしにくせられてりい 18 ひやのくにゝいたりぬ 19 十一 いそほりいひやにゆく事 20 さる程に伊曽保りいひやの国にまかりのほり勅使 21 と共に参内すみかとこのよしゑいらんあつてあや 22 しの物のたいはいやなかゝるみにくき物の下知に |
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