古活字版 伊曽保物語 変体仮名 01 奈利二ひきのさう屋くと八日夜乃事な利と申 02 介れ八可さねていなと云事奈しあ流時御門を八し 03 め奉利月けいうん加くそてをつらね 04 井給ふ中に於ゐて御門仰遣る八阿め津ちひらけ 05 八しめてよ利こ能か多みも世須きゝも世ぬも能い 06 可んとの多まへ八いそ本申介累八い可さ満尓も 07 明日こそ御返事申へけ連とて御前を満可利多つ 08 さて其日尓のそんていそ保 09 き可んとてさし津とひ給へ利楚のと支いそ保ふと 10 こ路よ利小文ひと川と利いたし今日古そわ可く尓 11 へ満可利可へ流とて奉利け連八御門ひらひてゑい 【イソホ 中 七】 12 らんあ流にそれ里くう累須といふけ連しや乃帝 13 王よ利三十万く王んをか利候所実正めい白な利と 14 あ利け連八見可登大き尓於と路可世給ひわ連此事 15 を志ら須汝八志流やと仰介れ八をの/\口をそ路へ 16 て見多事もきゝ奉る古とも奈しといひけ連八楚 17 の時いそ本いひ遣る八さてはきのふ乃御婦志ん八 18 ひら介て候といひけ連八人々介尓もとそ云介流 19 六 さふらひう多可耳すく事 20 去程耳えし徒との具にのさふらひ共うた可世う 21 えうをこ能む事者奈は多し国王是をい佐め給へ 22 共 |
古活字版 伊曽保物語 現字体仮名 01 なり二ひきのさうやくとは日夜の事なりと申 02 けれはかさねていなと云事なしある時御門をはし 03 め奉り月けいうんかくそてをつらね 04 ゐ給ふ中におゐて御門仰けるはあめつちひらけ 05 はしめてよりこのかたみもせすきゝもせぬものい 06 かんとのたまへはいそほ申けるはいかさまにも 07 明日こそ御返事申へけれとて御前をまかりたつ 08 さて其日にのそんていそほ 09 きかんとてさしつとひ給へりそのときいそほふと 10 ころより小文ひとつとりいたし今日こそわかくに 11 へまかりかへるとて奉りけれは御門ひらひてゑい 【イソホ 中 七】 12 らんあるにそれりくうるすといふけれしやの帝 13 王より三十万くわんをかり候所実正めい白なりと 14 ありけれはみかと大きにおとろかせ給ひわれ此事 15 をしらす汝はしるやと仰けれはをの/\口をそろへ 16 て見た事もきゝ奉ることもなしといひけれはそ 17 の時いそほいひけるはさてはきのふの御ふしんは 18 ひらけて候といひけれは人々けにもとそ云ける 19 六 さふらひうたかにすく事 20 去程にえしつとのくにのさふらひ共うたかせう 21 えうをこのむ事はなはたし国王是をいさめ給へ 22 共 |
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