第二 荷物を持つ事ある時、シャント旅行におもむかせ給うに、下人どもに荷物を宛ておこなう。我も我もと(古活字上03.21〜上04.10) (万治上04.06〜上04.15) (エソポ004) 註: そねみ給う人々ありけり。 古活字版や万治版の国字本では、「イソホの賢さを仲間の者たちが嫉妬している」ことになっているが、天草版では、「主人をはじめて 両者の違いは、「柿の吐却の話」との関連によるものと思われる。国字本では、この話の次に「柿を吐却する事」が来るので、その伏線として、「イソホは、 仲間の者たちに、あまりよく思われていない」ということを示したかったのだろう。一方、天草版では、「柿の吐却の話」は、この話の前にあるので、イソホは 既に知者として皆に認められている。ということが前提となっている。 Index 戻る 次へ |
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